伊藤哲司の「日々一歩一歩」

ここは、茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じることなどを発信していきます。

くすのき

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 樹齢数百年には達しているであろう楠(くすのき)、こういう巨木に出会うと、なんだかそれだけで神々しい気持ちになるものですね。無神論者の私ですら、そんなことを感じます。これ一本で「森」とまでは言わないけど、相当な生命を育むゆりかごにもなっていることでしょう。こんな巨木が茨大水戸キャンパス内にあること、茨大生のみんなは知ってるかな?

 たまにですが、この神々しい巨木に触れてパワーをもらいます。私たちは、せいぜい100年しか生きられない存在。そんな存在でしかない私たちが、いがみあって憎しみあって、武器を取って戦い殺し合いをしたって、なんの役にも立ちません。私たちは本来「いのち」で繋がっている存在なのですから。

 この楠の巨木は、そんなことを思い起こさせてくれます。私が生まれたのは、名古屋市北区楠町味鋺でした。そんなことをついでに思い出させてもくれます。またたまには、この巨木に会いにいって、幹にぽんぽんと触れたいと思います。