伊藤哲司の「日々一歩一歩」

ここは、茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じることなどを発信していきます。

100歳になっても……

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 ここのところ続けて、100歳を越えようという女性たちの活躍を目の当たりにしました。ひとつは、107歳の刺しゅう作家・上杉みつ子さんの刺繍画、そして今年100歳になるという日本初の女性報道写真家・笹本恒子さんの写真。前者は、茨城県石岡市のまちかど情報センターで、後者は、横浜の日本新聞博物館で。ただただすごいと驚嘆するほかありませんでした。上杉さんの刺繍画は両親と見にいったのですが、明治40年(1907年)生まれ祖母(母の母)と同い年だということがわかり、二重にびっくりした次第です。

 自分自身はまもなく50歳の誕生日を迎えます。いい歳になってきたなぁなんて自分でも思うのですが、上杉さんや笹本さんは、その倍の時間を生きて、なお活躍中というのですから、自分がまだまだ「若造」のようにさえ思えてきます。

 自分がそこまで元気に生きるという姿はなかなか想像できませんが、少し元気をもらいました。自分の人生もまだまだこれからです。まだこれから、自分にしかできない仕事をやっていきます。